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リオ・ブラボーのkazu1961のレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
3.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2023-018 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-597

🖋“俺は保安官だ、だからおまえを逮捕する”。。。いゃあ洒落た口説き文句です!!ジョン・ウェィンがこれを言うから様になるんですね!!いきなり惹きつけるオープニングから、計算されたアクションを巧く散りばめた、漢の絆あり、恋あり、歌のある痛快な西部劇、歴代の西部劇の中でも傑作と言われる作品のひとつです。

🖋️子供の頃テレビで何度か放映され観ていた印象があります。“皆殺しの唄”のメロディが脳裏に残っていてこの作品を思い出すことがあります。保安官のチャンス(ジョン・ウェイン)、アルコール中毒の助手デュード(ディーン・マーチン)、早撃ち二丁拳銃のコロラド(リッキー・ネルソン)、片足の不自由な老人スタンピー“ウォルター・ブレナン)という凸凹チームの絆とそれだけのメンバーで悪に挑むその構図がいかにもアメリカですね!!また、前述のようなアンジー・ディキソン演じるヒロインとの無骨な愛情表現がとても面白い作品です!!

🖋️また、ディーン・マーチンがリッキー・ネルソンのギターに合わせて歌う「アイフルと愛馬」は当時のヒット曲で、リッキー・ネルソンは大人気の歌手だったそうです。

🖋️本作はフレッド・ジンネマンの『真昼の決闘』に描かれた保安官の姿に不満を持ったハワード・ホークスとジョン・ウェインが『真昼の決闘』へのアンチ・テーゼとして制作したといわれています(Wikipedia)まあ、暗さのない見やすく楽しい作品ですね!!

😊Story:(参考: Amazon )
保安官チャンスは、メキシコ国境近くの町リオ・ブラボーでならず者ジョーを殺人現行犯で逮捕する。しかし、ジョーの兄でこの町を牛耳るネイザンが弟の釈放を要求して町を封鎖、金で雇ったガンマンたちを町に送り込んでくる。住民は怯えて誰もチャンスの味方につこうとはしない。彼の味方は片足の不自由な老人スタンピーとアル中の保安官助手デュード、そして町を通りがかった早射ちの若者コロラドだけだ。彼らはガンマンとしての意地を賭けて果敢に立ち向かう。

🔸Database🔸
・邦題 :『リオ・ブラボー』
・原題 :『Rio Bravo』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1958
・日本公開: 1959/04/22
・上映時間: 141分
・受賞 : ※※※
・監督 : ハワード・ホークス
・脚本 : ジュールス・ファースマン、リイ・ブラケット
・原作 : B・H・マッキャンベル
・撮影 : ラッセル・ハーラン
・音楽 : ディミトリ・ティオムキン
・出演 : ジョン・ウェイン、ディーン・マーティン、リッキー・ネルソン、アンジー・ディキンソン、ウォルター・ブレナン

🔸Overview (映画. com)
テキサス州の南端リオ・ブラボーのある酒場で揉め事が起き、無頼漢ジョーが丸腰の男を撃ち殺した。保安官チャンスはジョーを投獄するが、ジョーの兄は殺し屋を雇い、町を封鎖してしまう。孤立したチャンスは僅かな仲間と共に壮絶な戦いに挑むことに……。「赤い河」のジョン・ウェインを主役に選び、多くの古いスタッフたちを集めて作られた、ホークス監督言うところの『本物の西部劇』は大成功を収めた。
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