菩薩

リオ・ブラボーの菩薩のレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
3.9
程よい緊張感と朗らかさを併せ持つこれは傑作なのではないか。ジョン・ウェインvs金持ち弟思いの悪党野郎(及びその手下ども)、ジョン・ウェイン側には足の悪いジジイ、アル中で手ぷるっぷるの助手、ベビーフェイスのコロラドブルドック、そして紅一点お色気担当のどエロ姉ちゃん。まぁエロいよね、シャツの胸元が気になるし、あの最後のタイツ姿からの衝立の先スッポンポンはなんなのだ、おっさんのウェイン相手に凄く性に貪欲な感じがたまらなくいい。「私の部屋で寝なさいよ、鍵は開けておくわ。」、はい、そうさせて貰いますと俺なら2秒で合体するけど、ウェインは恥ずかしがり屋だから一回は断って起きながら、それでもウェインの身の上を安じて見張りがてらロビーで眠る彼女をそっとお姫様抱っこしての…ベッド・イン…っておい!チュッチュすな!羨ましいだろ!つか何が良いってやっぱ足の悪い爺さんが最高に良いキャラで、誰かれ構わず撃ちまくる感じとか、ハーモニカ超上手いとことか、来んなっつってんのに来ちゃうとことか、しかも最終的に逆転劇のお膳立てしちゃうとことか、この作品MVPはあの爺さんだと思う。冒頭のセリフ発するまでのくだりとあのセッションシーン、いいわぁ、ブラボーブラボー。ウェインはくっついてのかよってくらいずっとライフル持ってる。
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