朝田

リオ・ブラボーの朝田のレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
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再見。真に偉大な映画。こういうのが見たくて映画見てますよって思う。セリフなしで展開されていくオープニングから圧倒的。極めてシンプルなストーリーだがセリフのやり取りと役者の仕草によってキャラクターを一人ずつ立ち上がらせ、生き生きと画面の中で動かしていく。その蓄積がラストの銃撃戦に向けて収束していく手腕。西部劇という以上に全てのアメリカ映画の骨格にこの作品の遺伝子が流れているのではないかと思う。ジャムセッションのシーンのジョン・ウェインの笑顔に泣く。しまいには「逮捕する」なんて口説き文句まで飛び出す始末。カッコ良すぎる。
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