ケイエム

ホワイト・ドッグのケイエムのレビュー・感想・評価

ホワイト・ドッグ(1981年製作の映画)
4.0
まず初めにこの作品の凄いのは、白いシェパードの気迫の演技に釘付け!!

ある事件が起こり調教をされる白い犬なのですが、調教時や人に襲いかかるシーンは本気さながらで牙をむき出し、噛みつきからのひねりは恐ろしい!

そしてなんと言っても内容が…今は何かと差別だの偏見だのネットで騒がれておりますがそんな事はおかまいなしです。

なんと黒人を見つけるととにかく襲え!と調教された戦闘民族ばりの犬!それも白い犬…これだけで問題ありですよね。次々と黒人を襲い真っ白が毛並みが、血で染まっていく…これはいかんです!恐ろしい…これ本当に実話なのでしょうか。

黒人を襲う白い犬、それを治し更正させるための調教師もまた黒人…すごいものを作ったもんです。映画にする必要や意味があるのか…

レビューをしている今、気がついたんですが、興味津々でDVDを買っている自分がいたという…意味がある形となってしまいました。

見てて心痛い1本となりました。