にこ

時雨の記のにこのレビュー・感想・評価

時雨の記(1998年製作の映画)
3.5
青春の海の吉永小百合と渡哲也が年を重ね渋みと艶やかさを深めて再度共演をしたのが本作、時雨の記。
実際結婚寸前まで行った二人の演技はいい雰囲気出してます。

吉永小百合はTHE日本女性、というくらいおしとやかでお美しくて、歳をとっても輝かしいです…。

ストーリーは、中年の紳士が忘れられなかった女性を見つけ、秘められた思いに忠実でいたい、ということで不倫という形で関係を深めていく。
正直言うと、不倫だしなぁ…奥さんかわいそうだしなぁ…そんな美化して映されてるけども…と、言うともはや原作に私が合わないだけなので、映画どうこうの話しではなくなってしまうわけですが。

映画としては、撮影が劒岳点の記の木村さん。音楽が久石さんなので、主演二人の渋いおしとやかな演技と映像音楽は安心して見ていられると思います。
にこ

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