Kumonohate

新婚道中記のKumonohateのレビュー・感想・評価

新婚道中記(1936年製作の映画)
3.8
浮気を疑ったことから離婚することになった夫婦が、90日間の離婚期限までの間に繰り広げるドタバタ喜劇。スクリューボール・コメディーの名作。

ストーリーは他愛も無いが、リラックスしてケラケラ楽しめる。後半、展開が強引で演技が大袈裟になってしまうのがやや難ではあるが、最後までセンスの良さは保たれている。主役2人に加え脇役達の軽妙な演技がいい。そして、両前足で眼をふさいで「いないいない」をするワンコ(フォックス・テリア)と、ドアを開けさせまいと前足で押さえる黒ニャンコが可愛い。

それにしても、何故「新婚」?何故「道中記」? 結婚生活なんて、ノリでくっついた後に別れる別れないの悶着を経て、ようやくホンモノの夫婦になってゆくものなのだよ。なんていう上から目線なタイトルなのか?
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