梟ーフクロウーのKotaのレビュー・感想・評価

“私が、見た。”

世子が毒殺された唯一の“目撃者”は“盲目の”鍼医者。この一文だけでもとっても面白そうな韓国宮廷サスペンス。宮廷の世継ぎ争いと、盲目の証言者っていう二つの面白い要素を混ぜながら、スピーディー且つわかりやすく構成されていて、誰でも楽しめるエンタメ作品。

1600年代の衣装や世界観はもちろん、物語の都合上、月明かりに照らされた夜のシーンが多く、映画全体の色がその青白さを纏っていて綺麗。あと、ポスターのインパクト。

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