大介

そして、ひと粒のひかりの大介のレビュー・感想・評価

そして、ひと粒のひかり(2004年製作の映画)
3.5
終始、ずっと息が詰まりそうな想いで観てました。

描写がとても生々しくリアリティを感じられて…実際、このようなことがあるとは知ってはいたけど、まざまざと現実を突きつけられた気分。



すぐに破れそうな、○○。

葡萄の粒での練習。

飛行機の中で、出してしまったあれをもう一度…。

空港での様々な取り調べや検査…。

映像は淡々としているけれど、心に重くのしかかってくる展開が続く。


某シーンで、ある音を聞いて微笑むマリアの笑顔がとても印象に残ります。


彼女の行動を、ありえないと思う人もいるかもしれない。日本のような平和な国で暮らしていれば分かりにくい感覚なのだと思う。

彼女の…いや、貧困そしていつでもすぐ近くにある危険の側で暮らしている人々にとっては、身近で現実的なことなのかもとも感じます。



彼女は決断する。

かつてのルーシーの姉と同じように。

ひと粒のひかりのために。




…麻薬大国、コロンビア。

遠い国の自分とは関係ない話だと思いそうになる。

でも、そんなに遠くない昔、こう呼ばれていたと聞いたことがある。



…麻薬大国、日本。