なんとも遣り切れなさが残る作品だわ。
捜査する前の前半は実話に基づいてるらしく、ブラック企業への腹立たしさでムカムカしたよ。
自分も長年オペレーターしてたんで、経験した部分と驚いた部分があったな。
けど、あぁいう似た様な上司や会社、世界各国にもあると思う。
主人公の高校生は責任感が強い余りにに、自分を追い詰めちゃったんだろうなぁ・・・。
間違ってなくても謝らなきゃならない、プライドなんて仕事の邪魔。
優しい口調で毅然と強い発言も求められる等々、特にあの世界は演技が必要とされるから、心労が半端ないのよねぇ。
後半のフィクション部分は、大人達の無責任さ・非情さに憤り。
正直、あの大人達や社会に殺されたんかもだわ。