中世ヨーロッパを舞台に修道院で繰り広げられる惨劇の真相をひとりの修道士とその弟子が明らかにしていくゴシック・ミステリー映画。
2021年209本目。3年11ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
初めて観た時も面白かったですがその時はただただ各登場人物のビジュアルに衝撃を受けた記憶があります。特にロン・パールマンにはびっくりしました笑
舞台もヨーロッパ、監督もフランス人とあってかなりヨーロッパ的な、アメリカ映画とは一線を画する翳りのあるおどろおどろしさが素晴らしいです。主人公ウィリアムとその弟子アドソが連続殺人事件の真相を解明していく様はポワロ的な雰囲気もあり、そこに宗教や異端などが絡む展開は重厚感たっぷりで見応えがありました。
アドソがクリスチャン・スレーターなのは言われないとわからないですね、若い!