ミーガンという名前はModel 3 Generative ANdroidの頭字語だと説明されます。
AI人形とも紹介されています。これが怪力かつ弁が立つんです。
おもちゃ会社の研究者ジェマ（アリソン・ウィリアムズ）が姪っ子のケイディ（バイオレット・マッグロウ）の為に製作して与えたもの。想像の通り暴走します。
前半ほとんどを使って、ケイディのトラウマをについて過剰なほど描写を重ねたのでちょっと物語の推進力が弱いですね。その分後半からの加速は凄いです。
一体、何についての映画かというと、行き過ぎたAI技術の進化の果ての悲劇的な結末ということでしょうな。監督のジェラルド・ジョンストンもインタビューでそうのように語っています。
本国のポスターヴィジュアルはベージュを基調に落ち着いたセンスの良い構図なんです。
ところが日本版ではホラー映画としての側面を強調したいが為、同じ構図のポスターを使いながら余計なものを付け加えています。わかりやすくした結果、趣を損なうという悪例です。そんな小細工を加えなくても日本でも必ず評判になると思います。いわゆるギャップ萌え映画だから。
