ヒっロ

カンフースタントマン 龍虎武師のヒっロのレビュー・感想・評価

4.0
この前観ました。
観ちゃいました😆

香港映画にハマってた頃の自分を思い出して懐かしかったなぁ。

今ではもう見た目おじいちゃんたちが、昔のスタントを懐しそうに話すの観てて、胸の奥がジ~ンと熱くなったり、あまりに過酷なスタントの数々には恐ろしすぎて青くなった。

ガラスに突っ込んだり。
高いビルから落ちたり。
いくらなんでもあれはいつ命を落としてもおかしくないレベル。
他のスタントも無傷じゃいられないようなのばっかり。

実際亡くなった人も、入院も日常茶飯事。
良く続けてこれたなと驚く。

“プライド”って凄い威力だよね。

体温上がったり下がったりの、濃いドキュメンタリーでした♡

他のユーザーの感想・評価

アリス

アリスの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

私が今1番観たい作品はこちらでした🤗
絶対劇場で観たかった!行けて良かった🥹❤️‍🔥

ジャッキー映画で好きになったベニー・ライの
コメント少しあった!いつの間にか渋めの
おじさんになっていたよ…!!😆
リチャード・ン&ユン・ピョウは映像で
こちらも少しだったけど出てた✨好きな2人😆

エリック・ツァンはサッカー選手からスタントマン
→俳優・監督になっていたの知らなくて驚き。
ルーツがすごい👀

香港映画は少しかじった程度なので
全然語れないんだけど、ブルース・リーは
本当に偉大なんだと感じた。彼はハリウッドと
契約したばかりで撮影中に亡くなったのも
知らなかった。その後香港では新作映画は
数年製作されなかったそう。香港映画の衰退も
あったり過去の栄光に頼っているところもあると
現在の監督たちのインタビュー。

香港映画の黄金期といわれた時代の
スタントマンたちは本当に命がけで、静かに
消えていった無名のヒーローがたくさん。。
その中で生き残り成功出来る者は本当にごく僅か。
当時のスタントはガチすぎて凄いとしか言えない🔥
まずガラスに突っ込むのが無理…🙃←こんなの
超初級編🫠

8人が一斉に、結構な高さのビルの窓から
落下するシーンは特にヒヤッとした😱
(チン・カーロッ 他)みんな生身だし。。
ほんとヤバい……😱

サモ・ハンの撮影は危険度MAXで、彼の名前を
ふせてスタントマンを集めていたらしい笑

今じゃ絶対に出来ないスタントの数々。
当時は道路での撮影も許可されなくて、
お店に交渉してこっそりカメラを置かせてもらい
撮ったらズラかる。みたいなことをしてたらしい😂

今はスタントマンも少なくて、昔のような
撮影スタジオとか会社も無くなって切ない。。
でも若いスタントマンを育てる学校の
養成コースが紹介されていた!

ストーリーとは関係ないけど、
武術指導のユン・タクの後ろに大きい
ワンダーウーマンのフィギュアがあって
すごい気になってしまった🤣
あとチビ悟空のフィギュアも笑
ツイ・シウミンの後ろにはスーパーマンの
フィギュアがありました笑
ドニー・イェンの歯はとても白かった🤗
サモハンのお気に入りのスタントマンだった
ユン・ワーは今や可愛いおじいちゃんだけど
師匠みたいな雰囲気☆

観たい香港映画リストにたくさんあるから
少しずつ鑑賞していこ☆
NF

NFの感想・評価

3.4
香港アクション史と現状について知れてとても勉強になった。が、ジャッキーやリューチャーフィーには触れてないあたり、なんか偏りがある?とは思ってしまう。
あと本編以上に貴重なのがパンフレット。誰がどこ学校出身でどのアクション班に所属してたとかが図で紹介されてる。保存版。
kanekone

kanekoneの感想・評価

3.8
改めてとんでもないスタントばかりで観ていて少し恐ろしい。笑い話のように昔を語るスタントマンの人たちは日頃の鍛錬もあるだろうけど運が良かったのもあるんだろうなぁ。終盤の香港映画の現状がなんとも切ない。頑張って欲しいけどなぁ。
カオリ

カオリの感想・評価

3.8
「龍虎武師」と呼ばれるレジェンドスタントマンたちが、映画づくりに身も心も捧げてきた歴史を、本人の証言、映画本編シーンや貴重なメイキングなどの膨大なアーカイブ映像を交えて、ひも解いていく・・・!

舞台裏というものは、ほとんどの場合が緊迫していると思うのですが、サモ・ハンチームの、劇中でのコミカルさとの裏腹加減がなんともいえず!
やはりコミカル、コメディというものは深いなぁとも思いました。真剣にやっているからこそ面白いんですよね。
それにしても、本物の武器でとか、組み手はもう当たってるとか、、、なら解るんだけど、、、、落下シーンへの力の入れようというかリアルの求め具合に若干驚き!!
それこそ、プロジェクトAでのジャッキーの時計台落下とかは有名ですし凄い!!って思いますけれど、落ちるシーンって、そんなに・・・?
というか9階から落ちるって、普通に考えて死ぬときにしかやりえないんですけど!😱立候補できるかー!
しかし、この辺の裏話が非常ーーに面白い!!
ラストの締めはラム・チェンインが、ぶあぁ~っと…泣いた😢
あの

あのの感想・評価

3.5
わーーあの人かーーすげーーってなったけど色んな歴史あるモノと同じ様に廃れたあとの行動とかを考えさせられる

カンフー映画見たくなるドキュメンタリー
そういやそんな数見てないな〜
歳的にちゃんと見てるのジャッキー・チェンのやつぐらいかも
香港カンフー映画を支えてきた伝説的スタントマン達のインタビュー&ドキュメンタリー。冒頭の食いつめた京劇の役者による香港アクションスタントの起こり〜ブルースリーがカンフーの在り方を変えたあたりは面白く見れたけど、割と同じ話を何度も繰り返すので途中ちょっと寝てしまった。やっぱりこの手のは巻き戻しできる環境で見たいっすね…
実際のスタント場面なんかもかなり出るけど、格闘アクションとくらべて落下系のスタントは危険度が段違いだなと見ててもわかるレベルだった。一番いい時代は1ヶ月スタントマンやってたら車が買えるって言ってたけど、危険度考えたらそりゃそうだよね…
制作年は2021年になってるけどインタビュー撮ったのはいつ頃だったんだろ。もうちょっと前なのかなという印象だった。
春陽

春陽の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

中国映画が香港映画だった時にスタントマンをしていた方々の回想録と現在の中国映画事情をバクっとまとめた作品。エンドロールでお馴染みのお茶目なNG集を微笑ましく見ていたが、この作品の後は笑ってみれはいかも。

思い出せば、昔ジャッキーチェンの映画でかなりのスタントを見たが、紐などなかった。CGもメジャーではない時代にどうしているのかと思っていたが、最初からなかったか。それは見えないはずだね。そして下に敷いてあるのは段ボールとベッドのマットという…だが、そんな危ないスタントをこぞってやる人がいたのは、やはり人口の多い国だからか、それが高収入だからだったのか、またはやり甲斐か。ただひとつ確実なのは、香港で一番繁盛していたのはガラス屋だったのでは?ガラスを割らないといけない決まりなのかというくらいに割られていた。

サモ・ハン・キンポーのあの体格で、器用に軽快にアクションをこなしているのは本当に凄いと思った。この人に限らずだけど、あのカンフーの殺陣は見応えあるしなんとも芸術的だね。
いいものを観せていただきました😭
ブールスリー氏やジャッキーチェン氏の有名すぎるアクションシーンもスタントマンによるお試しがあってのことかと改めて。主役が死なないように先ずはお試し。で、やっぱり命を落とされた方もいるようで。
サモハン氏を筆頭にスタント最盛期を賑わせたユンワー氏、トンワイ氏、エリックツァン氏など錚々たる面子が揃い貴重なコメントを放ちまくる。有名なカンフー映画の監督は元より主要な出演者が出てくる出てくる。マース氏なんか拝み倒したくなるほど。
現在はCGでカバー出来ることも多くなって、最盛期のような危険なことは減ったかもしれない。だが京劇ベース香港映画の伝統は続いてほしい、歳を重ねたサモハン氏たちの活躍を骨が折れない程度に頑張ってほしいと願わずにはいられない。
めっちゃイビキかいてた人がいたけど静かなドキュメンタリー映画中に勘弁して欲しかったです(>_<)
カンフー映画はジャッキーチェンに始まり、ジェットリーに1番ハマったかも。ジェットリーは(リーリンチェイ)出演作品は全部観るくらい好きでした。最近はカンフー映画が劇場で上映される機会も減った気がして寂しいです。ドニーイエンが出てれば絶対劇場行くのに。ただ、スタントマンの事を考えた事は一度も無かったので、この作品に出会い、改めてスタントマンに対してリスペクトの気持ちでいっぱいです。世の中、日の目を浴びなくても縁の下の力持ち的な人はたくさんいるんですよね。
大切なものは無くなってから気付く事が多過ぎる気がしています。

劇場51本目
この作品で知ったのは、香港に映画が栄えたのは、その昔、日本軍が中国に進軍し、そこに住んでいた人は南に逃げ、その中に京劇の主だった人もいた。京劇は衰退していき、京劇の人たちが映画に進出してきた。 香港映画の歴史に日本が関与しているとは思わなかったです。

ブルース・リーの映像も多く使われ
いかにブルース・リーが
革新的で偉大であったかが紹介され、
ブルース・リー信者の俺も満足しました。

ジャッキー・チェンの映像も
たくさん出てきますが
ジャッキー本人の
インタビュー映像はありませんでした。

古くからのカンフー映画、香港映画ファンの方は心が鷲掴みにされる導入に続き、(ドラゴンロード)(プロジェクトA)等の懐かしのマースが、

駆け出しスタントマン時代に、スタントマン達が仕事を求めて集まっていた集合場所や、ゴールデンハーベスト社の跡地を訪ねながら、

自身の超絶なアクションスタントの日々を、あの人の好さそうな笑顔満載で語っていきます。

中でも(プロジェクトA)のジャッキーの、あの伝説の時計台からの落下シーンの秘話や、(ドラゴンロード)での自身の落下アクションの舞台裏等、

繰り返し鑑賞した伝説の名場面の裏側を、実際の本編映像を見せつつ描いていく、という構成になっていますので、

非常に分かりやすく、まるでアクション映画を観ているようなリズムで、テンポ良くアクションシーンとインタビュー映像が交互に流れるようになっています。

実際に今までにどれだけの無名のスタントマンが怪我したり、下手すれば亡くなったりしてしまったんだろうと思いました。

ちなみにスタントマン。広東語では武师、中国語では武行らしい。視聴中に学びました。
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