【巡り巡る野望と執念】
年、美貌…避けられぬ定めの中
女優を中心に繰り広げられる、ドロ沼映画。
台詞が一々詩的で深い。
イヴの、そこまでやります?的な変貌は勿論、男連中の絡みも見応え十分。
これは珍しく、年長者を応援したくなる映画だったな。
終盤の、大人たちの冷めた感じがたまらない。
そしてラストが最高。
よくよく考えたら、躍起にならずとも世代交代は自然に起こるし、皆それなりに落ち着く。
執着して得た結果って、巡り巡って
自分が衰退するのを早めただけのような…刹那。
「試合に勝って勝負に負けた」
正しくこれがしっくりと来る。
でもね、言っとくけど
一番美しかったのは
2分しか出ない上、噛ませ犬の
マリリンだからな間違いなく!