メッシ

イヴの総てのメッシのレビュー・感想・評価

イヴの総て(1950年製作の映画)
3.8
女優たちの舞台裏の生き馬の目を抜くような争いの話。

演技なのか?リアルなのか?混乱する程、女優陣の憑依が凄かった。
ベティデイヴィスの半開きの目の顔芸。そして年齢を重ねる事への恐怖心が妙にリアリティ。前半ベティデイヴィスの映画だなと思っていたら、アンバクスターの嘘つきオンナの演技が秀逸過ぎて、まさに二人が女優魂をぶつけ合っていて釘付けになってしまう。

そして運命は繰り返す、というラストも素晴らしい。良くこんなエグ味のある脚本かけたな〜〜
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