メイデン

イヴの総てのメイデンのレビュー・感想・評価

イヴの総て(1950年製作の映画)
4.1
成り上がり伝説の巻

ベティデイヴィスも凄いけどやっぱりアンバクスター
彼女は二丁拳銃の純粋な役柄と真逆の、成功のためなら手段を選ばない悪女の裏表の顔を使い分ける演技の凄さが2作続けて観たことで余計感じますし、主演女優賞の方にノミネートするのも分かります
ここでも新旧女優のバチバチ第二ラウンドが
結果票が割れてどちらも獲れないんですけどベティデイヴィス一本なら獲れてた気はしますが、アンバクスターも譲れなかったのでしょう
ストーリーはよく出来てて面白く、授賞式の途中で回想入るのがまた秀逸で、冒頭と終盤でこの授賞式の印象がまるっきり変わりますもんね
イヴの辿った道が繰り返されるような皮肉めいたラストもエグくて良き
オスカー6冠、さすがにこの作品は(ここでもまだちょい役の)マリリンモンローで釣らなくても良いのでは?
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