ちゃんこなべ

生きててごめんなさいのちゃんこなべのレビュー・感想・評価

生きててごめんなさい(2023年製作の映画)
3.6
何だか上手くいかない恋愛の話。

近所の居酒屋で1人で飲んでいた修一。そこで店員として働いていたリナと出会い、付き合う事になる。
リナは仕事が続かず、夢もなく、働かずいつも家にいる。反して修一は出版会社で働きながら、小説家になる夢があった。
二人を待つ未来とは――

面白かった。
劇的な出会いから一転、すぐにうまくいっていない様子が描かれる。
序盤から微妙に苦しい気持ちになりつつ、二人を見守る事になる。

内容は違えど「猿楽町で会いましょう」や「劇場」に似ていると思った。

働かないリナと夢を追いながらも生活のために働く修一。
そんな二人の共同生活は、どうしてもわだかまりが生まれてしまう。

なかなかどっちにも共感しにくい映画かなと思う。
まあでもどちらかといえば修一寄りになっちゃうか。

最初に二人が出会うシーンで、むかつく客にカニ投げるシーンは見所です。
てか私も一人居酒屋やってみたい。一人で酒飲んでカニ食べたいな。