コッポラらしいっちゃらしい、まさに“怪作”という名にふさわしい作品。
構想に40年もかけ多額の私財を費やしたにも関わらず、興行は全く奮わず挙句、ラジー賞を受賞してしまった、“ある意味”すごく気になっていた作品。
前述の通り散々な言われようだったから、めちゃくちゃハードルを低くして鑑賞していたため、正直そこまで悪く感じなかった。
……いや、嘘です。そんなことなかったです。
前評判通りしっかりつまらなかったです。コッポラ愛好家の皆さんすみません。ただただコッポラの暴走を観せられているだけの苦痛の2時間半でした。唯一良かった点を挙げるとしたら映像が綺麗ってことくらい…映像は綺麗で圧巻だった…
ビッグ5が見向きもしなかったってネットニュースで見て「そんなわけある?!コッポラが1.2億ドルもかけて作ったんだよ?!」って思ってたけど、これはどの配給会社も買ってくれないよなって納得した。
僕は前日にしっかり9時間寝たのにも関わらず途中ウトウトしてしまったんで、鑑賞なさる方は前日に9時間以上寝てから鑑賞してください。