イヴの総ての作品情報・感想・評価・動画配信

イヴの総て1950年製作の映画)

ALL ABOUT EVE

製作国:

上映時間:138分

ジャンル:

3.9

「イヴの総て」に投稿された感想・評価

はるか

はるかの感想・評価

4.2
女優に憧れるイヴが憧れの女優の秘書となり、周りをうまく取り入り代役のチャンスを手に入れてスター女優へとのし上がっていく。
イヴがしたたかでこわい!トップにのぼりつめるには努力だけじゃどうにもならないこともあるんだろうな。
こういう人って程度の差こそあれどこの世界にもいるよなぁ。
わたしもずっと女性ばかりの職場で働いているのでたくさんみてきました笑
マリリンモンロー風の人がいると思ったら本人でした😇
名もない新人女優が、キャリアの頂点にいる名女優に取り入り、彼女を突き落として演劇界のトップに立つまでのお話——夢を叶えるためにどんな手段も厭わない、悪女の話ですね。

有り体にひとことで言い表すなら、女って怖え!って感じの作品でした笑。
1951年のアカデミー賞で、脚本賞含め6冠に輝いた不朽の名作らしい。これ、最高ですねえ。どうして今まで見てなかったのか不思議なくらい。

中盤以降、イブの暗い本性が暴かれていくところが特にスリリングでした。最初は謙遜ばかりでチラリとも尻尾を見せなかった分、ギャップが激しくて最高。こういう腹黒人間の物語は大好きです。人は皆腹に黒い物をいくつか抱えて生きているのもの、それを包み隠さず見せてくれる作品は貴重ですなあ。

セリフの掛け合いが素晴らしく、会話シーンが作品の大部分を占めているのに全く飽きず、140分の尺を一切長いと感じなかった。久しぶりにどハマりした作品です。生涯で見た映画のベスト15に入るかもしれない。

主人公イブのお相手はベティ・デイヴィス。彼女はこういう役が似合うのかな?他作品だと『なにがジェーンに起こったか』での怪演が印象的ですが、嫉妬に狂って人生を破滅させる年増女の役が合ってますね。(褒め言葉です)

『Eveは”evil”「性悪」のイブ』作中のセリフです。ホラーではないけどゾクゾクしました。輪廻転生っぽいラストも好き。希望を言うなら、最後の方でベティデイヴィスがもっと落ちぶれて欲しかった、、とはいえ傑作であることには変わりない。これはリピート確定の映画ですねえ。

ー好きなセリフ
「ピアノだけじゃ協奏曲は作れない」

「劇場で起こったことは永遠じゃないもの。いずれはすべて赤く燃え上がり、消えてゆく」

「タクシードライバーが車に忘れた賞を届けに来ただけよ」
hosho

hoshoの感想・評価

-
マーゴに感情移入しすぎて涙出た笑
いやぁコワいコワい。
マーゴと初めて会った時とラストのスピーチの時とで全く違って見えちゃうイブの佇まい。
そんなイブの前に現れた女優志望の女の笑顔。
そしてベティ・デイビスの存在感とマリリン・モンローの可愛さったら。
adeam

adeamの感想・評価

3.0
上に行くためなら使える人脈はとことん利用し、世話になった人でも踏み台にするショービジネス界の恐ろしさをまざまざと見せつけたバックステージものの名作。
素直で純真に見えた人物に、計算高く自分を出しにする腹黒さが垣間見えた時の恐怖はさながらサイコスリラーでした。
終盤に秘密を暴かれた際の取り乱し方は、人間味というよりキャラのブレに感じてしまい、その後そしらぬ顔で賞を受け取り、感謝の言葉を述べる姿にはイマイチつながりませんでしたし、さらにその後の部屋でのファンに対する横柄で高慢な態度も違和感でした。
因果応報を思わせる強烈なラストを用意しているなら、真実を知られようと意に介さずにのし上がるような冷酷さと図太さを強調していた方が、その皮肉がより際立ったような気がしました。
Shiye

Shiyeの感想・評価

4.5
『イヴの総て』ってこんなに怖い映画だったんですか…?

主人公はちょうど40歳になったブロードウェイの大女優・マーゴ。ある日彼女の大ファンであるという女性・イヴが現れる。彼女の境遇に同情したマーゴは彼女を付添人として雇うが、イヴはその日からマーゴの言動、仕草、服装を真似るように。マーゴの周囲の人々も、親切で優しいイヴに次第に惹かれていく。じわじわとマーゴの私生活を乗っ取っていくイヴ。ついには舞台上でもマーゴから役を奪い取ってしまう。

最後のシーンで第二のイヴが現れ、狡猾な表情を浮かべながらイヴのドレスを纏い、合わせ鏡に写る自分を見つめる。これからも永遠に同じことが繰り返されるってことですかね。

冒頭のシーンで表彰されるイヴを見つめるマーゴの表情!

DVDのパッケージが、主人公役のベティ・デイヴィスや悪女を見事に演じ切ったアン・バクスターではなく、ほんの端役だったマリリン・モンローで飾られているというのがとにかく皮肉だと思う笑
アカデミー賞作品賞を見てみよう【その23】

だいぶ前に初めて見た時は衝撃だったけど、今回感じたのはマーゴは世代交代で結局は自然な流れなのかなーと。
ラストはすっかり忘れていたので、改めて「おおっ!」という感じ。
Goppipolla

Goppipollaの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

毎日映画コーナー192

イヴの総て

歴史は繰り返す
全ての無知な若者は頂点に憧れ、しかし本当に大事なのはそのとき隣に誰がいるか、というお話

__

たしかにイヴは狡猾で嘘つきなカッコウ女ではあったが、しかし、皆が途中突然イヴに掌を返すシーンが、ちょっと疑問だった

マーゴ以外の人たち、あんなにイヴに心酔してたやんけ

後、普通にマーゴ自体がどう考えても仕事人として失格としか思えない感じだった

人間臭い人ではあるので同情こそすれど、マーゴの味方もあまりしたくない感じはある
__

最後の鏡のシーンが本当に秀逸で、同じように憧れる若い女優志望たちが有象無象といることをうまく表現している

シャイニングといい、鏡がうまく使われてる映画は好きだ
shamcafe

shamcafeの感想・評価

3.9
豪華スター共演で、見応えありますね、名作映画
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