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Dr.パルナサスの鏡のめるのレビュー・感想・評価

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)
3.2
ヒース・レジャーとの出会いは『Dr.パルナサスの鏡』でした。

小学生くらいの時に観て「あれ?顔が変わった?んんんー??」って困惑したなぁ。
自分の見間違いなのか演出の意図があるのか本気で考えたけど、後々ヒース・レジャーが途中で亡くなってしまったからだと知ってびっくりした。
一番親しみのある顔はジョニー・デップ。一番濃い顔はコリン・ファレル。そして、一番若くてイケメンだったのはヒース・レジャー。

途中で役者が変わったのはやむを得ずだったけど、今思えば配役の順番はストーリーに合っていて上手かったと思う。
人生を諦めていた主人公が明るく楽しい人間になり次第に自分の欲望に溺れて闇落ちしていく姿はヒース→ジョニー→コリンにぴったりだなと。

ストーリーはよく分からなかったが、やたらとインパクトだけは強い。
超長い竹馬、おとぎ話のような鏡の中の世界、首吊り台。目と目が離れたお姉さん。
ベロンとめくれる鏡が安っぽいなぁと思ってた。懐かしい。

後味が悪かったが、また観たい思い出の映画。
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