さや

ロビン・フッドのさやのレビュー・感想・評価

ロビン・フッド(1973年製作の映画)
3.5
2017/12/22:動物の世界のイングランドは、王リチャードの留守の間に、弟のプリンス・ジョンが圧政を敷いて住人を苦しめていた。義賊として住人を救うロビンとリトル・ジョンは、連行された住人を救うために立ち上がるーー…。 幼少期から見逃していた作品をやっと鑑賞。40年以上前の作品でもしっかりと面白いのがすごい。作品知識は無いに等しかったので、新鮮な気持ちでドキドキできた。コミカルにテンポよく描かれる一方、武器や絞首台などダークで陰惨な雰囲気も強く、原作の世界観を守ろうとした努力がうかがえる。代表曲に歌われる愛の力よりも、親友ジョンの援護の方が確実に効果を発揮していた気もするが…笑。ズートピアの原典という点も納得。歴史がつながっていたら良いなと夢が広がる。 同時収録の「ミッキーの騎士道」は、グーフィーの名がまだ固定化されていないほど古い短編だが、ロビンフッドと世界設定が近くてなかなか面白かった。
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