あざらし

ココ・シャネルのあざらしのレビュー・感想・評価

ココ・シャネル(2008年製作の映画)
3.4
「拒絶されるのは慣れているわ。ガブリエルと呼ばれていた時から。」

フランスを代表する憧れのブランド、シャネル。その創立者であるココを往年の大女優であるシャーリー・マクレーンが演じます。

15年間、亡命していたココは70才で戻って来ました。その伝説のシャネルが10数年ぶりにファッションショーをすることになりました。

「高い服だからこそ、着て楽しくなければ。」

ココはタバコを吹かしながら、ショーが始まる寸前まで洋服のチェックをし、その場でハサミを入れて服のデザインを変えるのでした。

ココの半生が描かれた映画です。
貧しい幼少時代を過ごした彼女がどうやって成功したのでしょうか。

見栄っ張りで気が強く、従順にはならないシャネル。彼女のファッションは着飾るだけではないです。楽しむこと。

粋でお洒落で魅力的な女性、シャネル。
女性を応援するたくさんの台詞が溢れている映画です。

「私は過去の遺物なの?」
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