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ココ・シャネルのokerのレビュー・感想・評価

ココ・シャネル(2008年製作の映画)
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「ファッションで世界を変える」を体現したココシャネル。
当時の女性は、男性の目を惹くために、腰にギチギチのコルセットを巻いて、鳥の巣みたいな帽子をかぶっていた。ファッションに自由はなく、形式でがんじがらめだった。
シャネルは、女性が「自分のために」着る服をどこまでも追求した。新しいものは、いつの時代も最初は反感を買う。シャネルもそう。加えて、貧困、恋愛での問題にも見舞われる。
シャネルは、「挑戦の失敗は痛いけど、古いものの蒸し返しは悲惨」「人間は成功ではなく失敗で強くなるの」と言った。未来を見据えて新しい価値を創り続けた結果が今の「CHANEL」だ。
「自分は世界の何に不満を持って、どう変えたい?」と問わずにいられない一作だ。
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