すごく沁みた。この映画がより多くの人に届きますように!
子供の頃の辛めの経験てほんとに、いくつになってもずっと影響及ぼしてくるからきつい。というかそれを軸に人格構成されちゃうから呪縛だ。
ジョナヒルが精神科医/セラピストのスタッツ先生のメソッドにめちゃくちゃ助けられてきたからそれをより多くの人に届ける為に作ったドキュメンタリー。ジョナヒルって本当に繊細で良い人ねんろうなって思うし、スタッツ先生が生粋のニューヨーカーらしく、飾ってなくてストレートでちゃめっ気あって好き。先生の編み出したメソッドが即実践できて即効性がある現実的なものなのが、感覚的な世界だからふわふわしがちなメンタルセラピー界で新鮮で頼もしいし患者が希望を見出せる。
何の業界でも、どんなに感覚的な分野であっても詰めて論理的に考え抜いて言語に起せないと自分自身でも ある程度しか深めること出来ないし、感覚のままだと結局は他者に伝えるにしても限界があるんだろうな。だからことばの強さを感じた。
また何度でも観て思い返したい作品。