もーーーーほんとジローラモ！！！
そっか、イタリアってジローラモの国か。
・本作のジローラモ筆頭、ジュリオ
頭脳明晰で努力家で友達思い、そして良い父親。
どうしようもない父親に育てられ、こうはなるまいと自分の力でのしあがった。
彼の唯一の欠点は、近寄る女すべてを召しあがろうとする大食漢食虫植物ムーブである。
・ノリで生きすぎリッカルド
ノリで抗争を見に行ったら
ノリでお腹打たれたけど
ノリで助けられて
ノリで変なあだ名つけられ、
ノリで役者目指してる最中
ノリの合う美人と結婚、
ノリで生活続けてたけど苦しくなって離婚、
でもなんやかんや息子とはノリで仲良い。
「ノリ」がゲシュタルト崩壊しました。
・作中唯一の良心パオロ
意志は弱いがひたむきに自分の夢と愛する人のために頑張るパオロ、頑パオロ。
結婚したいと言う彼女の為に頑張ってたのにまさかまさかの親友によるNTR、うろたえるパオロ、うろパオロ。
かつて自らのもとを去った彼女も、彼女を連れ去った挙句浮気して別の女性と結婚した親友も、
バカな息子をそれでも愛そう、と白ひげの精神で慈悲を。
エドワード・ニューパオロ。
彼が報われてよかった。
・駄目だこいつ…早くなんとかしないと…ジェンマ
あっちでﾁｭｯﾁｭこっちでﾁｭｯﾁｭ、自らの境遇を盾にしてやりたい放題である。
めちゃくちゃヤバそうな男と付き合ってたけど、追跡とか報復とか大丈夫？
パオロに危険が及ぶ可能性とか考えてないよね？
人の親になるまで、自分のことしか考えてなかった。
変われてよかったね。
作品始まってすぐ、第四の壁を突破してくるとこで好みかもって思ったけど、作品全体を通して漂うジローラモが合わなかった。
よくそんな大団円迎えられたな！
すごいよ君たち！
自由の国イタリア、ここに爆誕。
