このレビューはネタバレを含みます
男女4人の40年の人生を描いた作品。
タイトルから純愛的な内容を想像していたのですが、ヒロインが次から次へと男を変えるし、男友達同士でヒロインを取り合ったり、別れたりと、なかなかドロドロの人間模様を見せられるので、ビックリしちゃいました。
男友達も疎遠になっちゃうし、成功する者もいれば、燻り続ける者もいたりと、思ってた以上に現実的な話が多くて、見ているのがしんどくなる場面も多かったです。
何となくネオレアリズモの香りがするというか、人生の厳しさを捉えた硬派なヒューマンドラマなので、そういう映画が好きな人なら楽しめる作品なのかもしれません。
純愛やファンタジーを求めると、肩透かしを食らうのでご注意を。