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クリード 過去の逆襲のtakeboukiのレビュー・感想・評価

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)
3.7
過去の因縁のぽっと出感が確かにある。前作でロッキーからの自立を描いたので、出てこないのは理解できるものの、やはり寂しい。オマケのアニメは監督こういうのが好きなんだなとは伝わったが、映画と雰囲気違いすぎて困惑した。

他のユーザーの感想・評価

三日月

三日月の感想・評価

2.5
鑑賞記録。新宿ピカデリー。
面白かったけど、何か盛り上がってない自分がいました。
期待しすぎだったのかな。
四畳半

四畳半の感想・評価

3.5
劇場で鑑賞

ロッキーもいなくなり、正真正銘クリードの話になったわけだが、乗り越える過去が弱く、比例してクライマックスのカタルシスも弱い。
ただ、中盤で念願のチャンピオンになったデイムがアドニスに向ける視線が半端なく切なくて、そこは素晴らしかった。

クライマックスのボクシングシーンがめっちゃマンガ的アニメ的な演出してて、それ自体は凄く新鮮なんだけど、ロッキーやクリードシリーズっぽくない演出だなと感じた。
マイケルBジョーダンが本当にアニメ好きなのは伝わった。
おまけアニメはマジで意味不明だったが。

ジョナサン・メイジャーズは凄く良かった。
元のキャラクター設定から彼の演技力で何倍も厚みのあるキャラクターに仕上がっている。
相手をおちょくったファイトスタイルも好き。
Kiki

Kikiの感想・評価

3.6
『アドニスの最終章』

"チャンプを繋ぐ男"→"炎の宿敵"と来て
「過去の逆襲」は予定調和過ぎた。

栄光をつかみ引退したアドニス・クリードの過去の過ちからの清算で幕を閉じた。

監督🎬マイケルBジョーダン‼︎

勝つためにハングリーな時代は盛り上がったなぁ🤜
いきなりネタバレですが











あの、鐘はなりません。

かーんかーんかーんかーんかー
てれれ〜れ〜 らーりらーりらり略

局面で流れるあのテーマ『ロードワーク』
わたしあの鐘の音が好きなんですよね。最初の
いや、これはアドニスの物語。ロッキー出てきませんし。しょぼん。

彼がママンと暮らし始めたすぐ後くらいに犯した過ちと向き合わざるを得ない今回。やんちゃ坊主だったドニーがうやむやにしたかった過ち。18年の服役を終えたデイムの登場で悠々自適な引退後の生活に影を落とし再びリングへ。過去に決着をつけるのだ。


色々ネタバラしちゃうと
もう、家引っ張るくらいしか残されてないなーと思ってたら飛行機…
トレーニングシーンはもっとあってもよかったよ。

過去の描き方は短時間ながらもそれなりにわかりやすく、はいりこめた。

決戦のシーンがわたしにはトリッキーで握りしめた拳をふわっと解いてしまった。あの演出、かぁぁ。みたいな。
まだまだ泥臭いファイト見せていいんやで、と。飛び散る汗、歪むボディはなかなかでしたが。


成功者の描き方がめっちゃエグくインテリアに反映されるロッキーシリーズ。
今回もアドニスの暮らしぶりを堪能。VR体験クリードの家、とかのイベントがあったらぜひ参加したい。
よく考えたら、フィラデルフィアのロッキーの家含めて過去作全部家に入りたい。

ラストの
家に帰るか。
は、大変に心穏やかになるシーンでした。
NICED

NICEDの感想・評価

3.9
【良かったところ】
・シナリオ。クリードの隠された過去
・デミアン。はじめしょぼかったがだんだんモンスターになっていく感じ
・ラストバトルは予定調和になるところをファンタジー演出・映像にして飽きさせない
【良くなかったところ】
・ロッキーでない
・バトルなど映像で見せる映画的快楽が弱かった
【受け取ったメッセージ】
・やるしかない
・過去は消えない。でも戦え
RYull

RYullの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

IMAX版で鑑賞。
クリードの前ニ作は未視聴。
今作に「アントマン&ワスプ クアントマニア」にて完璧なほど奇妙なカーンというキャラクターを演じたジョナサン・メジャースさんが出演するとのことで鑑賞。



前ニ作品を未視聴ではあったが、過去の過ちに立ち向かうために引退から復帰する主人公の挑戦は今作でしっかりと描かれているのでとても見やすく、そしてとても最高だった‼️
純粋にクリードがチャンピオンになるまでを知りたくなったので前ニ作品も視聴したいと思った。

また最後に流れるショートアニメ「クリードシンジダイ」は面白かった上に純粋に本編を見たいなと思えた。

初めてのスポーツ映画だったがとても良くIMAX映えする映画だった!
いやぁ、シリーズ見たはずなんだけど、覚えてないなぁ、今回スタローンは、出ないんだね?ん?死んではないよね、知らんけど(笑)
スタローンプロデュースでいいのかな?エンドロールに名前あったけど……

で、次はクリードの娘が主役になるのかな?え?考えすぎ?

ラップの音楽はかっこいいから良かった。
ストーリーもいいんじゃないかな、最後はこの2人でリングか?って読める展開。

まぁ、そんな感じかな?
異常。
さすがに話に無理があり過ぎ…。
茶番感が否めず。
クライマックスに至るまでの、定番のトレーニングシーンも雑だし、肝心の試合の演出も良くなかった。
ポルコ

ポルコの感想・評価

3.3
ロッキーシリーズから踏襲されたトレーニングシーンは楽しいが、ロッキーが出ないと味気ない。
ShinMakita

ShinMakitaの感想・評価

1.5
ロサンゼルス…引退し、新チャンプのフェリックス・チャベスの育成に心血を注ぐアドニス・クリード。そんな彼の前に、ムショ帰りのデイム・アンダーソンが現れる。彼はアドニスがクリード家に引き取られる前にいたグループホームで一緒に育った幼馴染だった。20年前に事件を起こし逮捕される前は、アマチュアながら地区チャンピオンとして無敗を誇ったボクサーだった。刑務所でカラダを限界まで鍛え抜き、プロボクサーとしてヘビー級チャンプになりたいと言うデイムは、チャベスと対戦させろとアドニスに迫ってくる。過去の「事件」で彼に負い目のあるアドニスだったが、その願いを聞き入れることはできず…


「クリード 過去の逆襲」


以下、クリード ネタバレジダイ。


➖➖➖➖


結論から先に。

過去二作と較べてもかなり格が落ちる出来でした。スタローンが出ていないとか、オタクならではのアニメ的演出(無観客になったりリングに鉄格子出てきたり、互いのコーナーに少年時代の2人がダブって見えたり)とかは、もう文句言ってもしょうがない。スタローンの判断か知らんが、マイケル・B.ジョーダンに監督任せた時点でもうこれは想定内だから。問題は、これがボクシング映画であるという根本を蔑ろにしている点。試合でなぜクリードが勝つのかのロジックが無く、12ラウンドまで端折り過ぎで「流れ」が無いのが痛い。単なるアニメのバトルシーンの実写化にしかなっていないんですよ。そして徹底的に脚本が雑。娘アマーラが友達殴ってしまったというエピソードは非常に勿体無くて、あれ、アドニスの過去とダブるエピソードにすべきだったんですよ。友達と悪さして友達だけが捕まった時に、アマーラが逃げなかった…みたいな話にすれば、アドニスが再びリングに上がる原動力になるでしょう。今回は「逃げたことへの反省」がテーマなんだから。デイムのムショ仲間の写真も非常にとってつけた感があったし、母親の死も唐突すぎるし、ドラゴの扱いがテキトーだしで、感情のアガる要素があまりに無さ過ぎ。


というわけで、ロッキーファンにもボクシング映画好きにも恐らく受け入れられないジョーダンくんの自己満足映画。とても残念!
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