MashO

オットーという男のMashOのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
4.0
スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」のリメイク。スウェーデン出身のLiLiCoがとても良い映画と太鼓判を押していたので鑑賞しました。
涙腺崩壊必至の感動作で近年では一番泣ける作品でした。
頑固者のOttoは理由なく怒ってばかりいるわけではないこと、彼の閉ざされた心をお節介だけど心優しい移民の家族がほぐして行く処、至る所で泣けました。

日頃人間関係で悩んでいる人、生きる気力を無くしている人には是非見てほしい作品です。人生はそんなに悪いことばかりではない、捨てたものではないと気がつくと思います。悲しみや怒りの中にも笑いがあり、心のデドックスに良い作品です。きっと見た後、周りの皆に優しくしたくなりますので。

処で若き日のOttoを演じたのはトム・ハンクスの実の息子トルーマン・ハンクスで実は俳優でなく撮影の仕事が本業だそうな。よく合っていましたね。
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