エンドロール

オットーという男のエンドロールのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.5
オリジナルは多分未見。
トム・ハンクスが少し苦手なのでどうしようかと思っていたが、観たら普通に感動した。
序盤の面倒臭い人物として描かれているオットーも嫌いじゃなかった。融通という概念は一切存在しないけど、普通に正しいことを主張してる。偏屈仲間がいたのも納得。
身の回りに実在する偏屈じじい達も、とっつきにくいだけで実はオットーみたいな優しい人なら良いな。こういうハートウォームな作品を観ていつも思うのは、密になれるご近所さんに恵まれるとか居心地の良い行きつけの店があるとか、まずその環境づくりこそがハードル高いのよということ。羨ましい…。
ハンクスの息子とか奥さんが絡んでなかったら、もっと素直に観られたかもしれない。そういうところが偏屈なのか!