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お熱いのがお好きのmidimidiのレビュー・感想・評価

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)
4.0
すっごく楽しくてキュートなコメディなのに、このジャケットじゃ伝わらない気がする。
時々、昔のモノクロ映画が観たくなるのです。情報量が少ないからか絵に気品があって、観てて疲れないので。でも、そのぶんストーリーは何じゃこりゃ、的なのとか、差別や偏見がそのまま肯定されてる作品もあって一長一短です。
そんななかでも、この映画はストーリー自体が面白い。マフィアが跋扈する禁酒法の時代背景、女子楽団に男2人が女装して紛れこむという設定。女装、どう見ても男が化けてるやろ!と思うけど、そこ誰も突っ込まないのがおかしいし、そればかりかジャック・レモンの方はミリオネアの男性から見初められたりとか。で、ジャック・レモンの方も喜んだりとか。
モンローはそこに絡む女子楽団員かつ歌手という設定。それにしてもモンローの爆発力凄いな!歌って踊るモンローには惚れるしかないわ。衣装もセクシーで、モンローにしか着こなせないオンリーワン感がある。
ドタバタコメディがテンポ良く進み、最後はあの有名な名セリフで幕。
きっと次世代にも残っていくだろうステキ映画です。
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