古典の喜劇特有の間や調子についていけるか観るまで不安でしたが、そんな心配はなんのその。
キャラ設定、ストーリー、装飾やファッションまでエンタメ要素とコメディ要素をバランス良く取り入れている最高の映画でした。
マリリン・モンローを初めて映画で拝見しましたが、写真より動いてる方が圧倒的に魅力的。美しいブロンドの髪、キラキラ輝く瞳、キュートな笑顔に一瞬で虜になってしまいました。
大げさに見える仕草や甘ったるい声も全て魅力に変えてしまうマリリン。天性の女優の素質を感じます。
そして、ジャック・レモンとトニー・カーティスの女装とコメディ全開の掛け合いには大いに笑いました。天才的な役者二人の相性の良さと振り切り具合が本当に素晴らしかったです。この映画の成功は二人の名演技が土台としてあってこそ。
ラストの締めくくりはこれ以上ないくらい最高。
大金持ちのお爺さんのリアクションが可愛くて微笑ましかったです。
