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シャドウプレイ 完全版のIPPOのレビュー・感想・評価

シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)
4.4
面白かった。哀愁×愛憎。
実話を基に、幾つもの要素が丁寧に落とし込まれていて、映像的にも満足度が高い。

群像劇だけどきちんとイケメンジン・ボーランが主役としてまとまってる脚本が良い。気合いの入ったアクションや殺人シーンの数々も韓国級で良し。人物達のメンヘラ臭が強くて、アジアの闇感強し。苦手な人はごめなさいかも。


舞台は1989年〜2013年にかけての中国本土と香港、台湾。経済成長の裏側で同時に形成されてきた権力や癒着の数々。2組のカップルのスキャンダラスな生き様。その闇を暴く1人の若手刑事。
果たして暴かれるものは何か…

社会派サスペンスと愛憎劇を中国の社会情勢というフィルターを通し力強く魅了する。

…と、真面目に書いたけど、
ジン・ボーランが欲求不満かよ!思春期かよ!職業ルール上NGでしょ!…と言うヤリ◯ン設定がまた良し 笑
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