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愛と哀しみのボレロのクリープのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
3.4
久々鑑賞、3時間4分でも長かったのに、完全版は4時間38分・・確かに部分的に、繋がりは雑 。
「サタン タンゴ」7時間18分より 長い気分。
この年 ボレロは流行った♪翌年 五木ひろしが曲を出す。「愛しつづけるボレロ」

●ズバリ
ジョルジュ・ドンの2分間と、ラストの9分間の為に 短編を抱き合わせで観せられた感が否めない。
チャップリンの長女が37歳なのに 老け込んでいて、明らかにミスキャスト☕でも 大人の事情で メインディシュに添えられた。「カラスの飼育」のような小粒向きなのに☕
フランクなジェームズ・カーンも違和感、B級映画の「ローラー・ボール」が向いている。
● ダニエル・オルブリスキー、「ブリキの太鼓」から本作と、一番ホットな流れで出演☘️貨物に積み込まれ、崖っぷちな表情が 余りにも上手すぎて、笑ってしまった☕
"ブリキのダニエル " この表情がクセになる(笑)
●ネタバレ
ユダヤ人輸送貨物で、指輪とメモを赤ん坊に付けて、線路にそっと下ろしたシーン。母親はマットハウンゼン収容所へ行ったが助かる。
戦後 母親は赤ん坊と生き別れになった イニー・アガリワール駅へ行き聞き込みを始める。毎週通い続けるが ―――とうとう ホームに座り込み線路を見つめる。

――――あの時のメモ―――――――――
"この金と宝石で 戦争が終わるまで 育てて下さい
パリ市ストラスブール街8です よろしく"
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