Shizka

バック・ビートのShizkaのレビュー・感想・評価

バック・ビート(1993年製作の映画)
2.7
ふーむ、ビートルズも色々あったんだなあ、と思う、に尽きる。どこでもありがちなバンドの脱退、死ぬのはなかなかないだろうけれど。

たとえばボヘミアンラプソディなど、スターを主役に据えた映画はとっても多い、というかそれが定石なのだけれど、マイナーな人にスポットを当てるのはとても珍しい。ビートルズオタクは歓喜することだろう、が、一般受けはしないだろう。そりゃそうだ、思い入れないものね。丁寧に作られていたけれど、やっぱり裏話。知れて良かったが、知らなくても別に。

これは当たり前のことだが、もうひとり、ビートルズにならなかったドラムの彼にはスポットが当たらず、いまのドラムは誰? さっきリンゴが出てきたけど、ん?んん?となってしまった。もし第二弾があるなら、彼だろう。まあこの映画で懲りただろうから、まずないだろうけれど。

それにしてもまあ似た俳優さんたちを揃えたもんだと関心する。ジョンの口調や声がそっくりだし、名前がほとんど出なくても「ああこれはポールさんですわ」とわかる顔立ち。
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