凄まじいVFXと、凄まじい演技でプラマイゼロというか、マイナスワンって感じの映画でした。
━━━━━以下ネタバレ含む━━━━━━
【良かった点】
・やはり山崎貴監督のVFXは凄まじい
ゴジラのみならず戦闘シーン含めて
『ここまできたか…』感もあり感激
・「シンゴジラ」に比べて割と機敏に動くゴジラに感動
・熱線シーンにこだわりが非常に感じられたし
爆発も含めてすごい絶望感があって良かった
・中盤のオンボロ船での戦闘シーンは画的にも
面白かった
・個人的に非常に好きな戦闘機「震電」が登場し
めちゃくちゃ胸熱
【悪かった点】
・人間ドラマパートの全てが苦痛
日本の誇る俳優陣を起用しているのに
なぜあんな酷い演技になるのか
正直レビューで「演技が素晴らしい」と
書いている人は申し訳ないけどマジすか?
・敷島の「死にたい」→「生きたい」となる
動機のストーリーがうまくいってない
というかほぼ最後まで「死にたい」のまま
なのでタイミング遅くね?って感じ
・有志で集まっているはずのゴジラ討伐隊が
「また我々に戦えというんですか!?」的な
ことを言ってたけど、あんたら戦うって
わかってて来たんちゃうの?
・その部分での敷島も『必ず殺せるんですか?』
とか言って不貞腐れてたけど、マジで意味不明
だから分かってて来たんちゃうの?
スクリーンに入ってぶん殴りたくなりました
・圧巻の銀座襲撃シーンですが周りが逃げている
のに典子さんだけ呆然としていて意味不明
あーゆーリアリティ無さすぎる描写はマジで
冷めます
・さらに熱線を喰らうときの、典子さんが敷島を
かばうシーンですけど、なにあれ?
トキ兄さん?お前も一緒に隠れりゃいいだろ
とにかくまとめると、悪い方の山﨑貴監督成分が優っていました。