はちべー

きみの友だちのはちべーのレビュー・感想・評価

きみの友だち(2008年製作の映画)
3.9
原作小説は映画を観たあと買って読みました。小説も良かったです。

本当の友達とは。
あの頃の私も本気で考えていたなぁ。
思い浮かべる友人はただ一人。小学3年の時に同じクラスになった彼女。クラス替えで何度か離れたけど、同じクラスになれた時の私達はいつも二人だった。寂しいなんて思ったことは一度もなかった。遠足のお菓子も二人で買いに行った。中学は同じ部活に入った。高校は別々になり毎日は会えなくなったけれど、学校帰り待ち合わせ違う制服同士で会うのが楽しかった。今は離れた場所に住んでいるのでなかなか会えない。けれど私達の関係はあの頃と変わらず続いている。それがどれだけ幸せなことなのか。この作品は教えてくれた。

作中に使われていた音楽がとても良かったので、それをエンドロールに使って欲しかった。
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