ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマスの作品情報・感想・評価

ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス1989年製作の映画)

MEET THE FEEBLES

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

4.0

「ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス」に投稿された感想・評価

ケモナー必見
レディースエーンジェントルメーンって幕が上がり煌びやかなショー(リハ)が始まる楽しいOPですけど歌ってるのもピアノ弾いてるのも着ぐるみ二足歩行の動物たち…。ピエロをはじめ、ミッキーとかドアラにも恐くて近付けない私にはいきなり地獄の光景で顔が引き攣りました

劇団員たちのド下ネタ満載ゲスゲス愛憎劇で、めっちゃ良く出来てます。グロは微妙に外してますけどハッピーツリーフレンズ実写版みたい…89年ってマジですか?
ハリネズミ芋虫キツネなんかの小さな動物たちは手にはめて動かすパペットですが、サイズ大きめのセイウチ象カバなどは人間が入ってる。まばたきはもちろん、眼球が動いてたり口と台詞と動作がピッタリ合ってたり。技術レベルの高さに舌を巻きっぱなしです

寝取りドラッグ異種姦スカトロにマシンガン乱射などやりたい放題。ショー本番からはもう最高!ぬかり無いカット割は観る側の事をしっかり考え伝えてくれてるしギャグセンスは混沌そのもの。ここからブレインデッドに繋がっていく事を思うと感慨深いものがあります

人形の筋肉やそれにしっかり合わせた衣装、舞台セットを丁寧に作り、そして液体をぶっかけ燃やし破壊する…製作の熱意と苦労に頭が下がり、頭大丈夫か心配になる。カバの人の身体能力の高さが光ってました

(悪)夢の様な95分にスタンディングオベーションするしかない
Atsuto

Atsutoの感想・評価

4.3
エログロナンセンスパペット劇場。

ピーター・ジャクソンカルト3部作の第2弾。
ひとみ

ひとみの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とんでもなく下品で悪趣味な映画!!!(褒め言葉)
字幕のやる気なさも好き。
なるほどこれが怒りのヒポポタマス!
愛する人に騙されてハイジかわいそうヽ(;▽;)
首吊ろうとして落下したのはちょっとフフッwってなったけども。

象と鶏の赤ちゃんのとこ、まさか…とは思ったけど予想を裏切らない見た目で笑った笑った!
芋虫が二度見するとこ大好き!笑
でも最後撃たれながらも赤ちゃんを守って、突然「ええ話やな〜笑」ってなったよね。
なんとキャラの後日談もしっかりある。
この作品の良心というか、マトモなキャラ達が生き残ってくれて私は嬉しいよ。
でもハイジ10年で釈放されるの早すぎぃ!
ペジオ

ペジオの感想・評価

4.6
「SING」or「ズートピア」補完作品

こ れ は ヒ ド イ

「かわいいマペット風の人形を使ってエログロをやる」というコンセプトから1mmもはみ出す事はしない
その代わりおそらくはその「悪ふざけ」に近いコンセプトを一切の容赦なく「やりきっている」
映るものは欲にまみれた「人間性」のカリカチュア、ゲロやクソや精液等々、「キモチワルイ」ものばかりだが、そのスピリッツがとても…とても「気持ちいい」
「SING」や「ズートピア」で「あえて」描かれなかった「舞台裏」がここにはある(「動物農場」の後継作品なのかもしれない。)

「下品」であることに異存は全く無いのだが、やたらテンポが良い部分からピーター・ジャクソンの監督としての力量はひしひしと感じる
割りときちんとした勧善懲悪も娯楽映画の作法を踏まえた仕様で溜飲が下がる
楽曲のクオリティの高さ(及び歌詞の酷さ)含めて「サウスパーク」への影響は大きいのだろうか?

人の良い…いや、「虫の良い(アレ?)」芋虫のとっつぁんが癒し(超カワイイ)
下衆いセサミストリートと言われる本作。
ロードオブザリングのピータージャクソンの初期のパペット作品。

劇団フィーブルズ。派手な舞台の裏では劇団のボスのセイウチが猫と不倫してたり、地下室ではポルノ映画撮影、ベトナム戦争帰りのカエルがシャブ中と、滅茶苦茶な世界が繰り広げられていた。

各キャラクターの話が並行して進みつつ、ラストの銃撃戦で上手く繋がるのは見ていて気持ちが良い。

オールタイムベスト級に好きな作品。
再販は無理だな 買っといてよかった
これがエルサゲートですか
q

qの感想・評価

4.5
★☆暗黒セサミストリート☆★

ヤられた。サウスパークの発想をより突き詰めたようなことを89年の時点でヤっていた(!)。だから、チーム★アメリカに近い。
どれだけ過激な表現でも可愛い動物のパペット(着ぐみるもアリ)でフィルタリングしてしまえば成立しまうという虚飾性欺瞞性込みの風刺劇。
Ukosaaan

Ukosaaanの感想・評価

4.7
下品で楽しい最高なパペット劇。
巨漢だけど劇団の顔として頑張るカバとその恋人で麻薬売買に手を染めるセイウチ、その浮気相手のエロ猫、麻薬に溺れるワニ、性病により余命12時間のウサギ、昏睡レイプされるプードル、みんなのうん◯を好物とするゴシップ記者のハエなど、エログロ満載。みんなバカで可愛い。
それだけをただやりたい放題な訳ではなく、淡い恋やベトナム帰還兵の苦悩と逃避などそれぞれの心情もしっかり描かれているのが良い。音楽もキャッチーですぐ口ずさめる。
これをパペットでやるって発想と、ラストの後味の良さはピーター・ジャクソンの才能だな、最高。
Haman

Hamanの感想・評価

5.0
下世話なパペット愛憎劇場。
例えるなら、セックスをするセサミストリート、麻薬が蔓延るがんこちゃん、性病にかかったハッチポッチステーション。

不細工だが美声のカバ女が看板女優でそこそこ人気の劇団フィーブルズ。初めてのテレビ放映に向けて切磋琢磨する舞台裏と、そこでの人間たち改め人形たちの闇が引き起こす大珍騒動を描く。

ベトナム戦争、麻薬、性病、昏睡レイプなどのブラックネタ満載で内容的にはまっくろくろすけだが、動物モチーフのキモカワパペット人形たちが織り成すというカラクリで良い塩梅に中和される。
劇団のミュージカルソングもキャッチーで美味。"アナルのしたたり"の件なんかも最高に面白かったし、観客席には「バッド・テイスト」のエイリアンが座っていたりと細かいところまで本当に素晴らしいね、ピーター・ジャクソン。
そして、ブラックコメディ一辺倒で面白おかしく終わるのかと思えば、ラストの"愛の園"を歌うところで不意を突かれてウルっときたり。揺さぶられる。

エンドロールの〆には"この映画の製作にあたり一体の人形も死傷させていません"の字幕。最後まで手が込んでいる映画が大好きです。
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