傑作集の中で一番すきだった。
ハリネズミが子熊と星空を見るお茶会に出掛けるも、霧の中迷い込み色んなキャラクターと出会います。
襲われそうになったり、美しいものを見たり、助けてもらったり。
白馬を見付けるシーンは幻想的で、なんとなくその辺から霧が深くなります。
これは私がかってに感じた事ですが、子熊さんがヨージック！と何度か遠くから呼ぶのが聞こえるのですが、それはまるで死にゆくヨージックを必死に呼ぶ声に聞こえます。
思うにどのへんか分かりませんが、ハリネズミのヨージックはどこかで溺れかけたか死にかけたのではと感じました。
綺麗な白馬も、助けてくれた魚も、まるで幻のようです。
曲に合わせた動きはトムとジェリーみたいで面白かったし、工夫をこらした切り絵は美しく、息切れの子熊の声はリアリティがあり、楽しく見られました。
