Towa

神が描くは曲線でのTowaのレビュー・感想・評価

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)
4.0

“君が望めばそれが真実となる…”


監督は『ロスト・ボディ』『嵐の中で』『インビジブル・ゲスト』を手がけたスペインのミステリー巨匠オリオル・パウロ。精神病院に閉じ込められた女性探偵が事件の全貌に迫っていくサスペンスミステリー作品。


✒️パラノイアを患ってると扮して、精神科病院に入院し潜入捜査をすることになった私立探偵アリスは、病院内である患者が謎の死を遂げた事件の真相を確かめる目的があった。殺人捜査をするため入院の手配協力をしてくれた院長アルバと接触したが、そのアルバの一言で神の曲線は大きく揺れ始める…


「もうさすがオリパウ!面白い✨」

もうまずこのタイトルだけで痺れます!
一瞬で興味わいたし、監督パウロさんだし
めちゃくちゃ面白かったですね✩︎⡱

ほんとサスペンスでありミステリーである。
当たり前のこと言ってるけどほんとこれ!

そして今回も巧みな物語の見せ方に
まんまと騙され私も曲線のように
考えがあっちいったりこっちいったりと
常に懐疑的な視点で最後まで
観続けることになるとは…


155分で長尺だけど最初の1時間は
やっぱり必要だったし伏線がやべえのよ!
伏線というか、、あのねもう言えない。。

けど一つ言えることは私的には長く感じ
なかったし、難解と言われる今作だけど
そこまでではなかったかなーとも思う

丁寧に作られてたから意外と観やすいけど
確かに人物が少し多いしスペイン人特有の
名前が覚えにくいのもあってか内容が
理解しずらいってのもあったかも。


もうなんか言ったらネタバレになりそうな
ストーリーなので今回はここまで。

まじもっかい最初からみたくなるやつ!
これは夢か現実かはたまた…
中盤の二転三転の相乗効果もあって
ラストのどんでん返しは最高に驚愕した!✨

ミステリー好きな方はご存知の監督でしょう
今作もあのいつもの衝撃的な展開が待ってます。

もうちょっとFilmarks評価高くてもいいのにな…
まぁ!ぜひ一度ご鑑賞あれあれ〜♪


「“あれ”を私たちはどう受け止める?」


常に答えを用意してます。
嘘であれ何かを必ず答えます。
発言に統一性を欠くこともあります。
それを指摘されるとすぐに説明を返します。
以前の話は嘘で、今回の話こそ真実だと。 
油断は禁物です。人を簡単に惑わせます?



一口メモ:
この作品で今年のpost納めとなります✨
アリスが序盤で”白い花”を片手に医師と話す
場面が印象的でしたので、最後に花言葉を。

“カンパニュラ”「思いを告げる」
“スノードロップ”「感謝」
“ミヤコワスレ”「……」

今年1年本当にありがとうございました✨
こんなに素敵な出会いに感謝しています🥺
そして「……」

皆様、良いお年を🎍
Towa

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