矢吹

メイド・イン・USAの矢吹のレビュー・感想・評価

メイド・イン・USA(1967年製作の映画)
3.8
今や虚構は現実を超える。

恋愛の最高時速は?68キロ、超えると69だ、はっはっはっは
ジャンピエールレオ。かっこいいよなあ。

ポスターの管理人責任者は俺だよ。私は中国。
彼は名前のわからないポ、、、
アンナカリーナを美しく写す映像。だとすれば、今回は、序盤はグッとこなかったのに、結局、虜。

自分が生き残るために嘘を貫く。それが、これ。
どれが嘘かわからないという、ゴダール映画のゴダシズム?
ファシズムの時代はやってきて、ロックやヨットと同じように、流行って過ぎ去るのを待つ。

政治的な話とストーリーテリングのバランスが気持ち良いけどどっちつかずな感じがしたな。彼の他の何某に比べてさ。
相変わらず趣ばっかり深いんだけど。
メイドインUSAの時点でそこはあれしてくべきだったんでしょうけども。
趣ばっかり深くて、わかんないままに、次の謎とオシャレが押し寄せてくる。迷惑極まりない芸術と感動さ。あれは日本人の歌でした。

私の意識は、世の中に失った私を取り戻す、運動から生まれた悲劇
政治映画はディズニー映画プラス流血
流血と政治も恐怖はまっぴらだ。
ああ、君はまた、僕の青春を奪った

テープの音は全てじゃなく、幻じゃなく、真実のつぎはぎ、これは嘘といえるか、虚構と言えるか、答えはこうだ、イヤオ、嘘、映画。
これがゴダールさん。やりすぎ。俺は許さない。やり返す。
また見せてください。

その車は、こっちに向かってるのか、君は俺に話しかけてるのか、わからん。俺が決めていい?ダメか。すまん。

場所を語るのは、もうそこにいないから?
時を語るのは、過ぎ去ったから?
人を語るのは、やがて死ぬから。
矢吹

矢吹