あつぼう

恋とスフレと娘とわたしのあつぼうのレビュー・感想・評価

恋とスフレと娘とわたし(2007年製作の映画)
3.4
3人娘の末娘だけが男運が悪いと思いこんでるダフネは、どんな手を使ってでもミリーにお似合いの男を探し出そうとします。花婿募集広告で応募してきた男性をダフネが面接をするのですが、このシーンが凄く面白いです。
はっきり言ってミリーの好みより自分の好みを優先させてるところが笑えましたよ。ここまで母親が干渉するのってちょっと異常ですけどね。
次から次へと現われる男性は、いかにもって感じでダフネを納得させる事が出来ません。最後の最後に現われた建築デザイナーのジェイソンを気に入ったダフネは、ミリーとの偶然の出会いを企てたりと大忙し。この過程は面白かったです。
主人公のミリーは優柔不断でどちらの男性を選ぶ事も出来ずに二股をかけます。全く正反対の男性2人なんで優柔不断になってしまうのは分からないでもないけど、二股をかけても全然悪びれてないのが彼女が天然なのか性悪なのかどっちかですね。もうここらへんが全然共感出来ないのですが、映画的にはこうする方が面白いんでしょうね。
女だけの家族って団結力が凄いですよ。
どれだけ親がお節介を焼こうとも、どれだけ子供が反発しようとも家族の絆って簡単に壊れるものではないんですよね。
この映画には美味しそうな食べ物がたくさん出てくるのでお腹がすいてきます。特にケーキ類は本当に美味しそうで夜中に観ると悪魔の誘惑に負けそうです。
あつぼう

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