ショコラ

南太平洋のショコラのレビュー・感想・評価

南太平洋(1958年製作の映画)
3.6
バリハ~イ♪でお馴染みのミュージカル。

謎のフィルターは、幻想的な視覚効果を狙ったのだろうか。(と、長い間ず~っと思っていたが、ただの演出ミスだったんかい💢by wikipedia )

太平洋戦争中のある南の島を舞台にした、従軍看護婦と農園主、米海兵隊中尉と現地の娘との恋を描いたストーリー。

ミッツィ・ゲイナーが海岸で恋の喜びを歌う「ワンダフル・ガイ」が好きだ。

脇役レイ・ウォルストンのコミカルな演技が、いい味を出していると思う。

彼の宴会芸のようなステージショーは笑える。

エキゾチックな美女リアットが、ドスコイ肝っ玉母さんブラッディメリーの娘と知って驚く中尉。

同感。

ドラマの中に、さりげなく人種問題を取り入れている所も特徴。

「魅惑の宵」、「春よりも若く」、TVCMにも使われた「ハッピー・トーク」。

ロジャース&ハーマスタイン名コンビによるナンバーは、さすがに素晴らしい。

戦時下だけど、ノホホ~ンとしたユルい雰囲気の作品。

パラダイス気分に浸れるかもしれない。





 
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