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ゴジラVSメカゴジラのFUJIのレビュー・感想・評価

ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)
3.5
Gフォースの誕生。
前半は京都で、後半は千葉で大暴れ。
VSシリーズは過去作に出てる人が全く違う役で再出演してるところが面白い…けど、たまに、ん?ってなる。
メカゴジのテーマ曲は本っっ当に良い!
シンゴジのエンド曲になるのも頷けます。

今回の泣きポイントはラドンがゴジラに力を与えながら風化していくところと、最後のベビーとの別れのシーンですかね。
ただひたすらに、自らを犠牲にしてまでベビーを守ろうとするラドンに泣ける。

メカゴジラ…何故鳴き声まで搭載したのかはわからないけど、でもそこがまた良し。
メカキングギドラを引き上げて未来のテクノロジーを駆使するという過程はお見事です。
メカゴジの醍醐味はやはり全武器全火器全弾発射のシーン。見ていてとても気持ちが良い。

ベビーの登場でゴジラに対する見方が大分変わります。人間の方が悪役みたいになってきます。
ゴジラはずっと孤高だったけど、これで1人じゃなくなって安心しました。
エンドロールで、ちゃんとベビーが付いて来てるかちょいちょい振り返るゴジラ。仲睦まじくてほっこりします。
ただ、今後の事を考えると、ここで終わっていた方が(VSシリーズが)幸せだったかもしれない。
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