アオサギには、自立心というスピリチュアルな意味があります。
アオサギは、水辺でずっと微動だにせずに立っていることができる鳥です。 誰かを頼ったり、依存したりせずに、自分の足で自分の人生を歩いていきなさいという意味を持っています。
素晴らしすぎました。
宇宙やその他の世界規模、過去や未来、先祖、生まれる前の世界などを映し出して、今の地球にフォーカスしている。
この地球上で起こってる愚かな争いを無くし、平和な世界になることを祈る一方で、平和を作るために現在(いま)を捨てることはできるのか。自分というものを、この存在を無くしてまで、それぞれの世界の平和を作りあげることはできない(安定した積み木を立てることはできない)という皮肉か、また今生きていることに焦点を当てることで、平和を築きあげていき、生きろということなのか。
もっともっと深読みしたいし、映像も世界観も千と千尋の神隠しや過去の作品を凝縮したようで、エンタメとしても楽しめたのではないかとおもう。
わたしは、解説など一切見ていないけど、自分なりに感じ取って、「本当に戻るのか、あの争いばかりの愚かな世界へ」というセリフでハッとさせられた。
きっと宮崎駿監督の最後の作品だろうが、彼にとって「戦争」や「争い」というのは相当影響を与えているのだろうと感じた。
鑑賞後意味わからない〜と言ってる人が多かったが、観てる最中にも思った時もあったが、千と千尋とかゲド戦記とかもそうよなって思った。むやみやたらに意味を汲み取ろうとするのも良くないなと思った。(まあ自分してるけど)
友人に送った文章もメモで残しておきます↓
うちが思ったのは、争いとかが起こってるこの世の中、地球に、先祖とか他の世界を用いてフォーカスしてて、俯瞰してこの世を見てるて感じで、
ただ日常生活的な部分もしっかり写されてる理由も、この生活をどう生きるか、て問われてて、
うちが思ったんは、最近も世の中終わってるけど、それって「世の中」てことを考えすぎて足元の幸せとか、置かれた場所で咲きなさいって言葉が通用しない人たちが多くいると思うのね。それをこの映画は汲み取ってるように感じたねん。不安定で崩れてしまうかもしれない積み木を重ねて平和な世界を一気に、一攫千金みたいに作りあげることよりも、「自分」というもの、この現在を生きて、この場所から幸せや平和を作っていって、その自分や自分の周りの小さい幸せっていうのがどんどん波紋を広げて、崩れない安定した世界の平和が作りあげられるんやと思った。