いやんばかんあはん

殺人に関する短いフィルムのいやんばかんあはんのレビュー・感想・評価

殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)
3.5
登場人物みなどこかしら深層部分での繋がりが存在する「デカローグ」。この物語の主人公は愛に関する短いフィルムの主人公と同い年の青年。

妹の死に心を病んだ青年の衝動殺人。
殺しを働いた加害者、彼に殺された被害者、加害者に付く弁護人。関連のなかった3人の男が、事件の発端により深く関わっていく。

殺しを働いた青年は死刑判決を受け、弁護人は裁判に勝てなかった自分の不甲斐なさを悔やみ、彼は法的手段により命を奪われるが、果たして、この世に殺されていい人間など存在するのだろうか?