古池

殺人に関する短いフィルムの古池のレビュー・感想・評価

殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)
4.3
漫画版ナウシカのミト爺になら「優し過ぎて身を滅ぼしかねん」て言われるだろう弁護士と、同情に足る背景もあるけれども、随分と虎視眈々と狙ってましたよね……?あれ、衝動的ですか……??な殺人者と、ふてぶてしい被害者。
絵本のような色褪せた写真のような色彩の映像。
うわぁ……と思いながらも二回も観てしまった。一回目は、ちょっと朦朧とした意識で観ていたから見返して良かったけれど、これをあまり間を空けずにもう一回観ようとするなんて、自分も図太い人間なんだろうか……と妙な罪悪感めいたものに苛まれたりもしました。
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