ジェイソン・ステイサム主演の殺し屋を描いたアクション作品。
ベン・フォスターやドナルド・サザーランドらが共演。
チャールズ・ブロンソン主演の「メカニック」（1972年）のリメイク版。
殺し屋のアーサー（ジェイソン・ステイサム）は機械のように正確に人を暗殺することからメカニックと呼ばれていた。
そんなアーサーに、仲間のハリー（ドナルド・サザーランド）が裏切ったため彼を暗殺するように組織から指示される。
暗殺には成功するが、ハリーの息子（ベン・フォスター）から暗殺のテクニックを教えるよう頼まれ、コンビを組むようになる。
その後、アーサーは組織に騙されてハリーを殺したことに気付く....
クールに次々と暗殺していく様々な殺しのテクニックが見どころです。
オープニングはステイサムがプールで麻薬王を暗殺して橋から川に飛び込んで逃亡するシーンで始まり、水泳の飛込競技の元選手だったステイサムのならではのファンには嬉しいサービスです。
ハリーが33年連れ添ったビーズリー提督から贈られた銃に刻まれた ”VICTORY LOVES PREPARATION”（周到な準備が勝利を招く）が印象的です。
最後の殺しは、黒いレコードが奏でるクラシック音楽とワインレッドのジャガーのクラシックカーでまとめており、メカニックなアナログ感が渋いです。
ラストでステイサムの去っていくシーンが哀愁を誘います。
”If you're reading this, then you're dead!"（お前は まもなく死ぬ）
2022.12 BS12で鑑賞（字幕）
2022.９ テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：中島多恵子 訳）
2020.10 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替）
