気球クラブ、その後の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「気球クラブ、その後」に投稿された感想・評価

おとな

おとなの感想・評価

3.2
空を夢見る彼と、彼がいる空を見上げる彼女のお話だった。

園子温の作品で、初めてちょっとほんわかする内容だった。
いつもグロくてエロいのばっかり撮ってると思ってたから拍子抜け。
けれど、園子温独特の世界観は健在で、ありそうでない大学生活の思い出が描かれていた。

ミツコさんは振り向いて欲しかったんだなって、最後に風船を見て泣いてる姿が切なかった。
ぶどう

ぶどうの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

グロ・バイオレンス描写やハデな展開を期待するとちょいガッカリかも…

リア充ぶった派手サークルの男女(いわゆるパリピ?)のゴタゴタなので、登場人物たちがあまり好きになれないままストーリーが進みましたが、最後まで見ると「一見享楽的に振舞ってる人たちも、コンプレックスとか悩みとか色々抱えてんだな〜」と当たり前の感想を覚えました(O_O)
美月

美月の感想・評価

2.8

混沌とした映画。
登場人物が多くて、画面の切り替わりが早い序盤を観て「ああ、この作品私苦手だわ」と思ったのに、終盤になってくるとそれが段々とクセになってくる。

あとはキャスティングが上手いと思いました。
基本的に脇役の寄せ集め。個性がありそうで個性のない烏合の集が、対照的に個性的な永作博美さんの存在感を際立たせてるように感じます。
永作博美さんは個人的にはあまり好きな女優さんではないのですが、こういう作品を観ると上手いなぁと思わずにはいられない。中毒性のあるオンリーワンの役者さんなんですよねぇ。
青春は甘くほろ苦く
少しでも時間が経つと崩れて
もう元には戻らなくなる
頑張って戻したとしてももうそれは元の完全的な形ではない
諦めて次への道へと歩く
歩き続けるとその諦めは過去の思い出と化す
もう昔の話だと
グロさ エグさ エロさ それらの全てを取り除いた園子温には 何が残るのだろうか?
とても気になっていた。
ラブ&ピースは 正直 全く面白くなかった。
やっぱり「冷たい熱帯魚」や 「愛のむきだし」、「地獄でなぜ悪い」「ヒミズ」などの 園子温らしい映画が良い。
そう決めつけていた。

「気球クラブ、その後」

観るには今しかないと思った。
新しく大学生になった今。
サークルを探し始めた今。
新歓飲み会に誘われるようになった今。
今の自分に照らし合わさり、最高の感情が生まれた。
中学生、高校生では 絶対に味わえない。
大人になったら また違った感じになるかもしれない。

きっと、この映画は まだ終わっていない。
20歳に1回、30歳に1回、40歳 50歳 60歳と、死ぬまで見続けて やっと100%終わる。そんな映画だと思った。

今 この時を表しているような映画。
このまま生きて、この映画の主人公たちのように過去を思い、未来を見つめるのだろう。

よく分からなくなっちゃったが、結果 最高の映画だったということだけは、レビューに書いて 世界に浮かしておきたいものだ。
永作博美、読んでくれないかなぁ。
hf

hfの感想・評価

-
園子温てこういうトーンの作品もあるんだ…観やすい。永作博美は実年齢何歳で、何歳の設定を演じたのだろう…
たな

たなの感想・評価

3.2
同じ映画でも捉え方は人それぞれ、タイミング次第、そんな映画。
ic

icの感想・評価

3.3
何が書いてあったのだろう。
気になって気になって仕方ないけれど想像力にまかせる完結しない映画は好き。

特別な話でもなく1人の人の何年かを垣間見たようなそんな感じだった。

淡い色彩の中で黄色い気球バー。

ミツコさんの台詞はひとつひとつが繊細で好きだった。

携帯のメモリをサクッと消して完全に絶たれてしまう関係は脆く寂しい。
sumire

sumireの感想・評価

4.5
永作博美の切ない涙。
笑いながら怒る人、じゃないですが、微笑みながらこんな涙出せちゃうんだから、竹中直人もビックリ。

有名な俳優ばかりでも、存在感あるのに、このキャストだと永作さんだけが素敵すぎて、浮いてしまってたかな。飲み会シーンとかも、素人の家に芸能人がお宅訪問してるみたいに浮いてた。いえ、私が永作さん好きすぎるだけです。

それでも後半にかけて凄く良かったし、満足。
ひろ

ひろの感想・評価

3.3
荒井由実の名曲「翳りゆく部屋」をモチーフに、園子温監督・脚本で製作された2006年の日本映画

先鋭的な作品や毒のある作品を世に送り出す園子温監督だが、この「気球クラブ、その後」はいつもと違ったテイストで、ノスタルジーを感じさせる青春群像劇になっている。もちろん、園子温監督らしい演出もちゃんとある。

5年振りに集まり、青春を振り返る。ただ、みんなで過ごすのが楽しかった日々、変わってしまった現在。気の合う仲間と青春を過ごした人がこの映画を観ると、かなりせつない気分になるかも。仲良かったのに、環境が変わって疎遠になるなんてよくある話だからね。

リーダー村上と村上の恋人である美津子の純愛もせつない。夢に生きた村上を演じた長谷川朝晴の、無邪気な夢追い人な演技はよかった。そんな村上を愛し、そばで彼が自分と向かい合ってくれるのを待ち続けた美津子を演じた永作博美は素晴らしかった。なんせかわいいし、表情の演技がいいし、かわいいし(笑)

主人公・二郎を演じたのは、園子温作品2作目となる深水元基。グラビアアイドルの川村ゆきえが女優デビューを飾っている。園子温監督って、けっこう俳優とか関係なしに、個性的なキャストを集める人なんだよね。石田壱成なんかも出演してるし、バラエティ豊かなキャストだったね。

青春真っ只中って人が観ても、なんのこっちゃ?となるだろうから、私はもう青春を卒業しましたって人が観ることをお薦めします。