パメラ・アンダーソンの事は、Disney＋のドラマ『パム＆トミー』を昨年見てはじめて知ったくらいなんですが、ドラマ版はリリー・ジェームスが素晴らしく、パメラにも敬意ある描き方に見えたけど、このドキュメンタリー内でパメラ本人や息子たちは(ドラマの内容はもとより製作そのものに対しても)納得していないし知らされていなかったと語っていて…、む〜これはどうなんだ、私もドラマを楽しむことで被害者であるパメラをエンタメとして消費してしまっていたのか…と、考えさせられました。
ずっとお騒がせセックスシンボルとして見下されてきたけど、舞台『シカゴ』のロキシー役で輝く彼女は、本当に表現者として豊かな才能を持っていて、長い道のりの末にそこまで辿り着いた不屈の女性だったのだと証明されました。
