車のトランクで腐敗した女性の死体が発見される。
性的暴行をされた形跡があり警察は地元の白人男性によるものだと捜査を始めるが犯人は大学の教授だった。
妻がいるふりをして女性を誘拐して服従させる。
言うことを聞かない、逃げようものであれば暴行や殺してしまうことはよくあることで唯一5年間言うことを聞き続けてきたジェニファーだけが生き残っていた。
新しい女性を迎えようと思う。
次は失敗しない。
新しく迎え入れた女性は逆らってみたり服従してみたりとなんとか脱出しようとするがなかなかうまくいかない。
しかし彼女が自分の失態をジェニファーのせいにしたことによって事態は変わっていく。
服従してきたから生きられた。
生きるために服従してきた。
様々なタイプの女性を誘拐し監禁してきたものの一番自由奔放で遊んでいた女性が服従したとは意外だった。
事件を追う警察官も心にトラウマを抱え共依存に悩んでいたり、教授自体も女性に対して歪な愛情を抱いていたりと複雑な心情が見え隠れする。
あんなに怯えていた男性の声で、ジェニファーと呼ばれて考えるものがあったのかもしれない。