鍋レモン

世界残酷物語の鍋レモンのレビュー・感想・評価

世界残酷物語(1962年製作の映画)
3.4
⚪概要とあらすじ
イタリアのグァルティエロ・ヤコペッティ監督が、世界各地の野蛮で残酷な奇習・風習を記録した異色ドキュメンタリー。

文明国でのマンハント、ニューギニアで豚に乳を与える人間、台北の犬肉レストラン、ニューヨークの高級ゲテモノレストラン、東京温泉の男性全身美容など、演出や“やらせ”も多用した過激でいかがわしい内容が注目を集め、世界中で大ヒットを記録。その後も同じテイストの作品が大量生産され、“モンド映画”というジャンルを築き上げた。

⚪感想
ドキュメンタリー作品。

父が子供の頃金曜スペシャルで観て未だに覚えていると言っていた。

今は多分夜中だとしても地上波で放送は難しそう。

そこまでエログロは強くないけど苦手な人にはキツいかなって感じ。

前半のかっ飛ばしが凄すぎて後半の中だるみが耐え難かった。
後半全然インパクトないじゃん。

全体的に語られたエピソードをちょこちょこ繋がりがありながら進んでいく感じ。

レアな映画を観た。



⚪以下ネタバレ



印象に残ったシーン。

豚の膀胱を膨らませサッカーボール。
普通に風船如く膨らまして蹴るシーンはなかなか。
その前の豚の頭を棍棒で殴りつけ失神させるシーンは割とキツい。

高級昆虫食。
蟻のバターソテー。

カラーひよこ。
両親に昔お祭りで売られていたと聞いたような記憶が。
普通に動物虐待だけどその頃は色が可愛いって感じで人気だったんだろうか。

無理やりフォアグラ。
アヒルに無理やりご飯をぶち込む。

ガラスの破片を埋めたコルクで足を殴る儀式。
何だかんだ1番痛そうで観ているこっちが呻いた。

放射能とウミガメ。
放射能のせいで海の方向を認知できなくなったとか。
可哀想で海に戻してあげたくなってしまう。

死者の家。
美味しいご飯が食べたすぎて死にかけの人に対して早く死ねと祈ってしまうのが残酷。

牛の首を一刀両断。
血のドバドバ具合凄い。

サメに襲われ体の一部を無くした人がサメの背ビレで生計を立てる。サメの背びれは媚薬効果があるらしい。そして襲ったサメに毒ウニを入れ海へ返す。毒ウニ効果あんのかな?

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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